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先日、西伊豆で動物よけの電気柵による死亡事故が起きてしまいましたね。
こういった事故が起きてしまうと、「自然を楽しみに行く」事が怖くなってしまいます。
実際私は、「動物よけの電気柵」の存在を、この事故で知りました。たぶん、柵を見ても「危険」と思わず触ってしまうかもしれません。
でも、普通に考えてちょっとおかしいですよね。人が死んでしまうような柵が、誰でも簡単に触れる所にあるなんて。
そこで、「動物よけの電気柵」について、調べてみました。こちらを見て、電気柵の知識を少しでも持って下さいね。
動物よけの電気柵とは
そもそも、動物よけの電気柵とは一体どんなものなんでしょう?
簡単にお伝えすると「簡易柵に電気を流して、動物を近づけない」装置になります。
まー、この理屈は分かりますよね。
動物が来て、その柵を触った時「ピリッ」ときたら、動物たちだって「危険」と回避するようになるでしょう。この装置は、とても良いと思います。
ただし、問題はその「電圧」「電流」です。
今回、死亡事故が起きた件に関して、日本電気さく協議会の方が言うには、たぶん「違法」と言っています。
正しく使用すれば、人間に害はないのでしょうか?
動物よけの電気柵の、電圧・電流を調べてみました。
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動物よけの電気柵の「電圧」「電流」
こういった事故を見ると、「高電圧だったんだろう」とか思うかもしれませんが、基本的に「電圧」は関係ないそうです。
日本電気さく協議会の方が言うには、
「一般的なもので、3,000V以上、大きい物で1万V以上欲しいところです」
と言っています。ではなぜ、今回死亡事故が起きたのか。
それは「電流」が関係していそうなんです。
通常の動物よけの電気柵の電流では、高く20ミリアンペアまでになっているようです。
20ミリアンペアとは、0,02アンペアになります。
一般家庭では、20Aとか40Aとかだと思います。それを考えると、どれだけ低いアンペアだかわかると思います。
その為、正しく使用している「動物よけの電気柵」では、触っても死に至ることはないんです。
ではなぜ、今回死に至ってしまったのか?
なぜ動物よけの電気柵で死亡事故が起きたのか?
ここから、推測になりますので、適当に読んで下さい。
先程も書いたように、動物よけの電気柵の「電圧」は高いです。逆に「電流」は小さいです。これは、人体に影響が出るから。
と言う事は、間違って「電流」が高くなってしまったら、人体に影響が出ますよね。そこで考えられるのが、この柵の所有者が、家庭用コンセントから直につないだ場合です。
一般家庭のコンセントの電流値は、20ミリアンペアより全然高い15アンペアなんです。
もしこの電流が流れていたのであれば、死に至ることも想定できます。
事実が判明しないとなんとも言えませんが、こういった可能性も考えられます。
今回の事故を教訓に、再度同じことがないような対策をしてほしいものです。
楽しく自然と触れ合えるように。
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